さんぎょうのおぼえがき

アニメとかの話

『天気の子』短く総括

前回の記事はあまりにも長すぎる上に要領を得なかったので、『天気の子』がどういう作品だったのか改めて短く総括します。

  • どうしようもなく壊れた世界で、どこか正しくないところを抱えながら、僕たちは生活している。(終末系日常もの)
  • その生活は正しさを求める世界のうねりによって簡単に失われてしまう。(新日常系*1
  • 僕たちは、正しさと生活を天秤にかけることを迫られる。そのときは、たとえ正しくないとしても、生活を選んでいいのだ。(セカイ系+α)
  • そうして選び取った世界は、恐ろしくも美しく、愛おしいものになるだろう。

イカれた世界に生きる若者たち・私たちに向けたエールであると私は捉えました。

*1:新日常系が入っているという点は私が気付いたものではなく、某氏の指摘で気付かされたものです。感謝します。